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V・ジャンケレヴィッチ著
みすず書房 1978年
古書です。少し線引きあり。
その他の状態は良好です。
内容紹介
人間の永遠のテーマである〈死〉を主題として奏でるポリフォニックな思索世界。
三つのモチーフ〈死のこちら側の死〉〈死の瞬間における死〉〈死のむこう側の死〉の展開によって、
完璧に、精妙に演じられる一大交響曲といえよう。
〈昨日『死』を読み始めた。一挙に私は、密度が高く胸の高鳴る文章に熱中し、魅了された。
ソルボンヌ大学で彼の講義をしばしば聴講し、私の内的苦悩に照応する稀な哲学者の一人だという
印象を得た。この本もそれを証拠立てている。私の心を打つのは、人間的経験のさまざまな秩序だ。
この差異が内的に深く「人格」の差異と結びついている。この間題は、日本語文法の人称の問題を取扱う
必要のあった時、私の心を占めていたことだ。「実存」の問題がはじめから記述の中心に位置している。
「経験」の単独性は、死の事実によって否み難く実証される。それは経験の最も鋭い特徴ではないか。
愛と死の近似性に私は強い関心をもっている。それがどうあろうと、それを深める前に先ず、
この驚くべき書物を読まねばならぬ。読書がそれ程までに私を熱中させることはめったにない〉。
(森有正『砂漠に向かって』より)
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