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メルロー・ポンティ箸
みすず書房 1983年
古書です。状態は新品同様で良好です。
説明
1940年、フランスの降伏によって動員解除されたメルロ=ポンティは、カルノー高等中学校の哲学教授となり、『知覚の現象学』の準備をととのえつつ、一方で「社会主義と自由」というレジスタンスのグループに参加する。そこでエコール・ノルマルの上級生であったサルトルと再会、44年9月のパリ解放とともに雑誌「タン・モデルヌ」の刊行が企画される。翌45年の創刊号に編集委員として名を連ねたレーモン・アロン、ミシェル・レーリスらがやがて姿を消し、結局サルトル、ポーヴォワールと著者の三人だけが残るが、この時期メルロ=ポンティは雑誌の実質的な「編集長兼政治指導者」だった、とサルトルは言っている。
ここに収録された1945~47年の論文の多くは、「タン・モデルヌ」に発表されたものであり、戦争の余儘とともに、実存主義運動のさかんな時代の雰囲気が色濃くただよっている。全体は三部に分れ、I作品、II思想、III政治となっている。Iには著名なセザンヌ論、文芸評論、映画論が、IIには「ヘーゲルにおける実存主義」や「人間のうちなる形而上学的なもの」などの哲学論文、IIIには政治時評が収められている。透徹した強靭なまなざしは新しい地平を指向するものであり、きわめて新鮮である。
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